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2008年07月 アーカイブ

2008年07月07日

悪気がなかったでは済まされないこと

「社会人と学生は、違う生き物だ。」

こんな風に知り合いが言っていた。
そう思う。

一番痛感したのは、社会人1年目のとき。
「悪気がなかったなら仕方ないじゃない」
というそれまでアタリマエにしていた気持ちを、
スパルタ上司に叩きなおしていただいた。
(机蹴ったり叩いたり激しく怒られました。笑)

自分にとってのクライアントは、
お客様と他の会社のメンバー。

クライアント満足のために働くのが、
社会に出たら大切。

悪気がなかったとしても、
結果として誰かに悪影響を与えていたら
その事実は消せないから。

それなのに、まだまだ相手の気持ちになりきれず、
一方的な思い込みによって突っ走る事がある。

自分のそういう足りない部分によって
周りに多大な迷惑をかけることがあるということを、
改めて痛感。言葉通りの痛い思いをして
気がつくことができました。

もっともっと
足元をしっかりみて、一歩一歩
進んで行きたいと思います。

ウジウジと悩む自分が、
どうにかなるさと明るく考えられる自分になれたように、
きっとこの自分のダメな部分も変えられるはず。

3ヵ月後、ちゃんと変われている様に、
一つ一つ気がついたことを記録していこう。

みなさま、本当にありがとうございます。
必ず変わるから、どうかよろしくお願いします。

2008年07月13日

床掃除をして気がついたこと

昨日は、床のお掃除をしていて
気がついたことがあったので、メモ。

・楽をしていては、きれいにならないばかりか、
汚くなるばかり。

・早めに、常にきれいにしておくことを
心がけることが大切。

・形ばかりでは意味がない。
汗をかくほど一生懸命に力を入れて
汚い部分を直視して、
何度も拭かないといけない汚れもある。

・いいことだけれども、夢中になりすぎて
周りが見えなくなることに注意。
(テレビ画面にデッキをぶつけそうになる)

心も一緒。
自分の欠点を見つけたら、目をそむけないで
努力して努力して、直していこう。

変わりたいと思ったら
いろいろなことに気がつける。

まるで心をみがいているみたいな
お掃除になったのでした。

なんて、気持ちがいいの。

2008年07月19日

土俵を間違えた

生まれ持ってきた強みを
まるでベンチの下に置きっぱなしにして、
まったく一から力をつけなければならないフィールドで、
小学生の頃から戦いつづけてきたみたいだ。

大学生の頃がもっとも勇ましく
ディベーターとして勝つことばかり考えて時を過ごしていた、
そのときの後輩が、数年ぶりに会って、別のフィールドで勝利していたのだ。

私はまだ、同じ場所にいる。

そう気がついた。
急いで本来の場所に戻らないと。
人生がカラカラになってしまう前に。

いろいろな人に会って、
やっと自分が見えてくる。
その人を通してみえる、新しい世界。
同じ場所で同じ人とばかり一緒にすごしていたら見えなかったこと。

後輩のおかげで、軌道修正のきっかけをもらった。
きっと人生が楽しくなる。

ありがとう

2008年07月29日

ぬけがら

『いくつもの週末』江國 香織 (著)

結婚に関する本、というテーマで友人が紹介していたので読みました。

読み進めるうちに、
パタリと本を閉じて、目を閉じて、
体中の力が抜けていくのがわかりました。

ほっとして、
あぁ、それでいいんだよなぁ、と。

1ミリも、男性的な要素がない、
オンナ100%の筆者が描いた結婚生活。

それでいいんじゃない。
とても素敵だし。

私は一体、何に対して、そんなに意気込んで、
何に対してそんなに強くあろうとしていたのか、
全然わけがわからないな、と思ったのです。

それでいいんだなぁって思ったら、
体のどこかに無意識にかけていた力が
どっと抜けてしまった。

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結婚してから生活が色つきになった。

・・・

深夜お風呂のなかで本を読んでいて、急に恐怖にかられてすくんでしまうことがある。
そういうとき、お風呂場の戸と洗面所の戸を両方あけ放つと、
廊下をはさんで反対側の寝室から、夫のいびきがきこえてくる。
とたんにほっとして、一人ではないのだとうれしくなる。
色つきというのはたとえばそういうこと。

日曜日の午後、寝てばかりいる夫を起こそうと揺すったりひっぱったりするうちに、
私も隣にくっついて寝てしまい、夕方おそく、ほとんど暗くなってから、
すっかり寝たりた子供のように、寂しいような満ち足りたような奇妙な気持ちで一緒におきる。
なんとなくきまりが悪い。二人ともおなかがすいていて、それからおいしいものを
食べにでかける。色つきというのはたとえばそういうこと。


・・・

夫がごはんを食べているあいだ、私はそばでみている。
新聞を読んでいるあいだは、そばで本を読んでいる。
夫がテレビをみていれば、そばでピアノをひいている。

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ちょうど、『疲れすぎて眠れぬ夜のために』内田 樹 (著)
を読んでいました。
そして、はたと納得してさらに楽になりました。

・・・

女性はこれまで、権力や社会的成功というものに、
あまり価値を認めないという生き方をしてきました。
そういうものと無関係なところで生きて、男たちが必死になって
社会的成功や金や権力を求めている姿を「何やってんだろう、この人たちは」と
さめた目で見てきたという側面があると思うのです。

・・・

高い地位や高い賃金を求めて、寝食を忘れ、家族を顧みずに
がりがり働くお父さんに対して、「そんなことどうでもいいじゃないの」
「それよりもっとおいしい物を食べてほっこりしましょうよ」というお母さんがいて、
二つの価値観がせめぎあうという形で伝統的な家庭はバランスをとって来たはずです。

・・・

ところが、今の女性たちが求めている「社会進出」というのは、言い換えれば、
女性が男性的な価値観の「対抗軸」でもなく、「批評的」立場でもなく、
むしろ、これまで女性が持ってきた批評性を放棄して、男性的価値観に一元化しつつある、
というふうにも言えると思います。
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こんな年になって気がついたのです。

力をいれずに入られない、緊張状態の不自然な自分をつくってきたのは、
まさに、自分自身だったのかと。

いろいろ、
ばさばさ、ボロボロ、
とれていきました。

まったく別の本なのに、
今の私には強烈な2冊でした。

転機が訪れた。
新しい自分へ。

彼の岸へ

デジパのみんなで、葉山に行きました。

海が美しくて、この世に思えませんでした。
空とつながる、あの地平線の向こうに行けば、
本当に本当に、あの世にいける気がします。

彼の岸。

グラン・ブルーの「海」=「あの世」の
比ゆが説得力を増しました。
なるほど、これならわかるわ。

there is no reason to return.

どうしてこれ以上のシアワセが必要かとさえ思わせるのだから。

波打ち際にたって、
空なのか海なのか分からない
澄み渡るブルーの向こう側を見ているのがすき。

ふと、夏目漱石の『草枕』の一節を思い出しました。

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海は足の下に光る。
遮る雲の一片さえもたぬ春の日影は、普ねく水の上を照らして、
何時の間にかほとぼりは波の底まで浸み渡ったと思わるる程暖かに見える。
色は一刷毛の紺青を平らに流したる所々に、しろかねの細鱗を畳んで
細やかに動いている。

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じっと足元をみれば生き物が細やかに動く。
生きている。

大自然が私たちを圧倒して、感動させるのは、
そうやって無数の「生」が潜んでいるからだと思う。

葉山暮らしを書くwさんのパートナーの女性が、
「じっとしていると、周りがすべて動いているのよ」
といったその言葉は、とても心をドキドキさせました。

波で土を奪われて身を露にさせられたアサリが、
必死で土にもぐろうとする話を伺っても、
昼間にしか葉っぱをひらかない三つ葉の話を伺っても、
つめの先ほどの小さな貝でも一生懸命うつくしく成長したことを想像しても、
一つ一つの命が、けなげに生きているということが
なんとも心をあたたかくして、
まったく私という人間は、なんて雑多で小さな世界のことに
頭の中の多くの部分を使い込んでしまっているんだろう、
という気にさせます。

人々がおおらかに歩いていて、
海と生きることを楽しんでいる楽園の波に、
生命のざわめきに、
都会の小さな悩みはザブーンとすっかり洗い流されて、
偉大な海がひきうけてくれたような感じがして
だから帰り道はとても心が穏やかですっきりとしていました。

まだまだ、経験していないことがたくさん。
こんなにも美しいものが存在するなんて。

制度的足かせの前に、
もっと美しいこの世を感じに行かないと。

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