3日目は、メコン川へ行きました。ツアーで。
バスがホテルの前までお迎えに来てくれました。
日本語を話せるガイドさんが、優しい笑顔で
時々ジョークをいいながら案内してくれました。
田舎のほうにいくと、
蓮の栽培をしている地域がありました。
潤沢な水があふれるほどに土地を覆って、
眺めるだけで心もウルウルしてきます。
ガイドさん「米の栽培はやっても売れないので、全部蓮にしました」
えっ、そんな・・・。
その土地でその土地の食べ物を栽培するということが
とても大切なのに、、、。でも日本もそういう道を通った。
悲しみを飲み込みました。
しばらくすると、米の栽培地域が。感動も束の間
ガイドさんが、「ここの田んぼは今後全部、鉄道になります。」
ええっ!そんな。
でも、でも私たちもそうやって発展してきたんだよな・・・。
田舎のほうに行くと、
こういうカフェがたくさんありました。
ハンモックです。
カフェにハンモック。
なんというリラックスぶり。
そんなカフェもありですね、いいですね。
日本でみたことありませんが。
田舎のほうに行けば行くほど、
大地を潤す水が豊かになって、
一つの大きな植物の村が出来ているような
立派な森がありました。
すると、巨大なビルを描いた看板が並んでいるのが見えました。
ガイドさんがまたしても、「ここは居住区になります。」
そんな新宿みたいな高層ビルが建つなんて・・・・。
田舎に行けば行くほど、
自然は豊かになり、とてもいい長閑な雰囲気になります。
「いいですねーいいですねー」と
はしゃいでいると、
ガイドさんが「このあたり一体は、農業を辞めてゴルフ場になります」
えええええええええええええええええええっ!!
なんですとぉーーーーーーーーーーー!!
あの豊穣の大地を生かした、多様性を保全する農業を
環境破壊の代名詞ともいえるゴルフ場・・・にするのですか・・・。
とどめを刺されたような、そんな気持ちがしました。
「農業を辞めてやることがないので、みんなゴルフの練習をしています。あはははっ」
・・・。
ショックが大きすぎて、笑えませんでした。
外資参入の影響を、もろに受けている。
大規模な発展に伴う自然破壊は、
時にその不可逆性により、回復が著しく困難になります。
人の命が支えられているのは、
健全な食べ物を、きれいな水と土と空気が
生み出しているからなのに。
経済発展の道は、とてもキラキラしているように見えるけれど、
実は一方で暗闇もあるんだよということを、
そのガイドさんの笑顔を眺めながら、
心の中で叫びました。
日本も戦後、
アジア諸国から「ルックイースト」と目標にされるほどの
輝かしい経済発展を遂げました。
けれどもその影には、
悲惨な公害で命を失ったり、
差別を受けたり、子々孫々と
苦しみを味わっている人々がいたということを、
これから発展の道を歩むであろう国々には、
きちんと伝えておきたい。
それに個人的には、
どの国に行ってもマックやスタバがあって
どの国に行ってもシャネルやなんとかがあってって
しかも、同じ価値観なんて、
心からつまらないと思うのです。
お金だけブランドだけっていう風にならないで、
家の前にみんなが出揃って、仲良く語らっている
その目に見えない計り知れない価値を、
どうか、見失うことがないように、
心から祈るばかりです。
だからアジアに参入する企業には、
その国の人々の本当のハッピーを考えてほしいと思うのです。
ベトナム最終日、デジパベトナム社長が話した
「こういう発展の方法もあるんだっていう新しい道を示していきたいね。」
という言葉に、ツアーでの絶望をひっくり返すくらいの希望を
見出したのでした。
在日ベトナム人エンジニア採用サイト
http://recruit.digiper.asia/