環境問題=温暖化
こういうシンプルな図式ってわかりやすいけれど
なんか、危険なんだよなぁ。
とずっと思っていて、やっぱりそうだと再確認しました。
CSRのコンサルティングをやっているの
アミタさんの環境CSR基礎講座に
参加させていただきました。
ただ、二酸化炭素を固定すればすべてが解決されると
思われているような節、感じますでしょ?
そう考えると、
原発が推進されたり、
成長の早いユーカリが大規模に植林されたりする。
その地域の歴史の中で長く長く時間をかけて
さまざまな生物たちが息づいていくことが
生物多様性の観点から好ましい。
人為的な植物や動物の移動は、
「外来」対「在来」の戦いで、
時に在来を破滅に追いやる。
生物も植物も、それが多様であることが
食物連鎖の頂点に立つ人間の命を支えているか。
単一栽培は、土が疲弊するし、
虫や病気の発生したらその植物がみんな死んでしまうリスクも高い。
だから、二酸化炭素を固定するからという理由で
もともとあった自然を切り開いて、
成長の早いユーカリばかりを大規模に植えていくのは、
言語道断なのだ。
欧米では、「温暖化」の問題と同じくらい大切な問題として
「生物多様性」の問題が捉えられているとのこと。
企業が儲かるためのエコでも、
動物がかわいそうだからやるエコでもない。
人間が健やかに生きていくためのエコなんだ。
CMや電車の中吊りにPRされ、
ブランディングの一手法として王道になりつつある
環境CSRだけれども、
本当に環境に優しいCSRかどうかは別。
消費者も株主も、そういう安直なブランディングに
だまされない目を光らせなければ。
ちなみに、アミタさんの視点は本当にすばらしかった。
理論ばかりでなくて足で稼いでいて、
お金ばかりじゃなくて、誰がどのようにハッピーになれるかを
考えている。
理念が汚れていなくて、まっすぐで、強い。
環境CSRをはじめるのなら、
ここに相談するのが、数十年後のリスクヘッジのためにも、
数百年後の地球のためにも、
アミタさんにお願いするのが安全ですよ。
「 土からはなれては、人は生きられないのよ。」
健全な森と、健全な土があって
健全な川があって、
だから動植物が生き生きとして、
文化が守られて、
人の命が支えられるのだから。