なんて不思議なタイトルでしょうか、これは。
あやしすぎですね。
でも、飛行機で空からベトナムを見下ろした時と、
実際に街に入ってそこ生きる木々を見た時に
そう思ったんです。
川が大地に魂を吹き込んでる。
陸地全体を、大きな川中心に小さな川が四方にめぐっていて、
よしもとばななの『ハゴロモ』で設定されている村の、
もっと規模を大きくした感じといって、わかりますでしょうか。
体全体に血がめぐっているような、そういうイメージです。
生きている。生き生きとしている。
人は、そうして生きている自然のエネルギーに浴している。
生かされている。そんな感じ。
・・・・
空港を出ると、人だかり(といってもそうでもないけど)。
ほにゃほにゃした英語をしゃべるおじさんが
たくさんついてきます。
そして、つかまりました。
「12ドル、12ドル」
場所も聞かずに値段が先です。
空港からホテルまではそういうことになると、
あらかじめNさんから聞いてましたので、
相場もわからないけれどとりあえず
「高すぎです」と言ってみました。
「じゃあ、10ドル」
おっ!
こんなに簡単にさがるなら、「もうひとこえ!」と調子に乗ろうとしていたら、
Nさんのキャリーケースをガラガラ引かれていました。
タクシーに乗ってからホテルまで30分ほどでしたが、
初めて見るごった返した風景に私のテンションは上がりまくりで、
みるみる虜になってしまいました。
・中国の自転車のような数のバイク
・対向車線とか信号機とか無視の(時々守る)無秩序トラフィック
・等間隔に並ぶ商店の古さ(剥き出しの蛍光灯、シンプルな内装)
・髪の毛のような、時々切れて落ちてる電線の束
・太い街路樹(根っこがあんまり太いので道が裂けたりブロックが壊れたり)
もっとあったんですが、(なにせ30分間飽きなかったですから)
わすれちまいました。すみません。
つづく