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あたりまえに潜む

大学時代のディベート三昧の日々に脳が疲れてか、
大学院に入ると一気に感覚的なことに価値を置くようになりました。

However,
1. No reason why they argue that ・・・
2. Extend A)2nd argument indicating that・・・
3. Even though their analysis is true, we can outweigh・・

大学時代、ディベートに脳が侵されていた当時、
日常生活においてさえ、理由の無い主張は
右から左へ聞き流していて、ほとんど聞いていなかった。
まして、感情論なんて「無」に等しかった。

「○○するとさみしいじゃんって、何よそれ。
ちっともインパクト(弊害)ないじゃん。」と言う感じに。

当時は、そう考えられない人の非効率性に驚愕していたが、
今となっては当時の自分に驚愕している。お前は人間か、と。

そういう狭く極端な世界から身をひいたら、
今度は理由の無いことの爽快感にすっかりやられてしまって、
大学院の頃の一番好きなCMが、コカ・コーラの「No Reason」だった。

理由なんて無いんだ!
ただ、体が求めてるんだから、である。

そして一気に夢の中へ。
音楽と自然と絵本の世界へ没入。

彫刻したり、銀粘土でアクセサリーを作ったりする彼氏と一緒に
私はひたすら絵本を読み漁って、美術館をめぐって、
二人で自然の中を散策して、浮世離れして、浮き足立っていた。

大学院の仲間とは、「かたくりこ」という(あやしい?!)グループをつくって
小説を作ったり、日々の当たり前に潜む美しさを報告し合ったりして
これもまた夢の中であった。
(これだから社会に出るまでの論文執筆と就職活動が大変な騒ぎでした)

その「かたくりこ」のテーマは、
「日々の当たり前に潜む美しさに気づく」こと。

もし明日、世界の終わりだと告げられたら、あなたは何をしますか。

私の大好きな先輩はこういった。

「いつもどおり過ごす。朝起きて、カーテンを開けて、朝日を浴びて背伸びをして、
洗面所にいって、冷たい水でパシャパシャと顔を洗って、髪をキュッと結ぶ。」

一つ一つが美しくイメージされた。
きっと先輩はその一つ一つを愛おしく思いながら生きているんだなって思って
それを聞いてから私も生活の中の一つ一つの所作が、嬉しいものになった。

洗濯機が回っているのを見るのが好きだ。
自分の心もバシャバシャ洗われていくようだから。
そんな感じのことがたくさん。

人それぞれ感じ方はあるけれど、
実は日常には当たり前にしすぎて気が付かない、
「生きている」を実感させる美しくてうれしい様々のことが
たくさん落ちている。

そういえば、そういうアンテナが最近は少し鈍っていたなと、
八重桜が散っていくのを見ながら思ったのでした。

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コメント (2)

nuki:

あやしかったか。笑
あれからもうずいぶんたったね。

kobayashi:

>nukiさん

読んでいてくれてるんだね、嬉しい。ありがとう!

私は、あやしいとは思っていないよ。でも、みなさんあやしいと思うかしらって思ったの。

また、遊んでください。

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2008年04月21日 01:27に投稿されたエントリーのページです。

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