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ポル・ポトを内包する私達

今日もまた、AKIRAのブログから。
やっぱり彼の言葉は、パンチが効いていて、いい。

ベトナムの後、カンボジアに移動した彼は、
ポル・ポトによる大虐殺が行われた
「キリング・フィールド」から私達に語りかけます。

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「この悲劇をくりかえしてはならない」などと平和運動の人々は言う。

とまれ。
この悲劇はオレたちの日常で今もくりかえされているではないか。
たとえば中学や高校ではクラスに独裁者とまではいかなくても発言権の強いやつがいただろう。そいつに迎合するため、誰かの悪口を言ったことはないかい? 誰かをチクったことはないかい? 誰かを仲間はずれにしたことはないかい? 誰かを見下したことはないかい?
職場でいやなやつはいないかい? 自分に反対するやつを消えてくれればいいと思ったことはないかい? 自分が人事課長になったら移動させたいやつはいないかい? もし憎いやつを処罰できる権力をきみがもっていたら?

この延長線上でポル・ポトはきみを待っている。
平和な日常のなかで、誰でもポル・ポトになれるし、なっているんだ。
それは自分とちがうものを軽蔑し、排斥すること。
単一のものさしで人を判断することだ。
日本もまた狂気のなかにいることに気づいてほしい。
オレたちは知らず知らずのうちに国やマスコミが操る情報に汚染されている。

環境とかタイミングとか、ほんの少し何かがズレただけで
いくらでも犯罪者になれる素質を持っているんだよね、私たちは。

世の中の問題を勧善懲悪的な構造に落とし込んで、何かを責めようとしているとき、
自分がポル・ポトになってはいないかと、一度冷静になる必要がある。
アメリカがイラク戦争を始めたときみたいな、単純で分かりやすい構造。
単一の価値観に縛られていると危険。飲み込まれやすいから。

AKIRAは、一人旅を勧める。

さまざまな体験を積み、 多様な価値観を身につけ、 情報に左右されず、 一切の権威に従わず、 自らの足で歩き、 自分自身の知恵で考えることを身につけてほしい。 人や自らの魂を殺す「機械」にならないためにも。

私は、『家出のすすめ』
既存の価値観をぶっ飛ばされて、思考が自由になったあと、
『なぜ商品が急に売れるのか』の一実験による人間の一側面を見て、
『夜と霧』を思い出しつつ、映画「クラッシュ」を見て確信したのでした。

色々手段はあるけれど、ディタッチメントをもって、
自らの価値観を認識してみるという試みは、
他の価値観を理解し、受容するための第一歩となるだろう。

今回のAKIRAのブログは、他にも伝えたいことが
たくさんあるので、ぜひ読んでみてください。

New 天の邪鬼日記
キリング・フィールド


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2008年01月15日 00:59に投稿されたエントリーのページです。

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