今日、行きの電車でこんな家族を見た。
3人の子どもを連れたお母さん。
電車はとても空いていたので、
4人とも横に並んで座っていた。
左から順に、3歳(男の子)、5歳(女の子)、7歳(女の子)、お母さん(たぶん)。
お母さんは疲れた様子で、リュックを抱えてウトウト。
大きいお姉さんは、靴を脱ぎ行儀よく並べて、窓の外を眺めていた。
二人の姉弟は、楽しそうに遊んでいた。
しばらくすると、その二人の遊び方がだんだんとエキサイトしてきて、
大声でキャッキャーいうようになってきた。
眠っていたお母さんは、目を覚まし、
訝しげに一番上のお姉さんと席を交換し、
二人に説教を始めた。
なぜ騒いではいけないか、一人ひとり目を見て
諭すように、けれども厳しく低いトーンで。
良い子の二人は、「はい」と小さな声で返事をして、
おとなしく座りなおした。
まもなく目的の駅に着くと、お母さんはすぐに
娘の靴をはかせて、楽しい遠足の話をした。
子どもたちは安心したように、お母さんに話しかけていた。
世の中、捨てたモンじゃあねぇ。
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帰りの電車では、こういう風景を見た。
いかにも若者といったファッションの男の子が
混み始めた電車の椅子に座っていた。
急いで電車に乗り込んで、彼の隣の一つの
空席を取ったご高齢のお父さんは、
自分のためではなくて、後から入ってきた
奥さんのために席を確保しようとしていた。
それを見ただけでも、胸が熱くなったのになんと!
その若者が、そのお父様に席をゆずったのだ。
車両中に、
「ありがとうございます!」という大きな声が響いた。
若者は照れくさそうに、別の場所に立った。
すると次の駅ですぐに、若者の前に座っていた人が
降りた。けれども彼は座る様子がなかった。
見れば、隣にやはりご高齢の方が。。
なんて素晴らしい若者よ。
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メディアでは、モラルのぶっ飛んだ親世代や若者ばかりが報道されるから、
どうしても疑って、世にいる人々を疑ってしまうけれど、
本当はみんなの心の中には、そういう「良い人」が
潜んでいるんだと思う。
良い人がたくさんいるってわかったら、
もう少し他人を受け入れられるだろうし、
もしかしたらまた地域のつながりも復活するかもしれなくて、
すくなくとも私は、とてもとても、幸せな気分になる。
とりわけ都心部のコミュニティの崩壊が叫ばれる今、
そういう「人の良心」にフォーカスを当てたウェブサイトは、
他人を信じる、というコミュニティ形成に欠かせない心理的要素に、
無意識のうちに働きかける作用があるのではないかと期待している。
すなわち「みんステ」は、「みんクレ」への夥しき批判を
交わすためのウェブサイトといわれるけれども、
プロセスがどうであれ、結果的に良き試みになったのではないかと、
私は思うのである。