たとえば私は、
「世の中の消費を環境保全的にしたい」
という夢を持っている。
世の中の、ということであるから、
私を含めたその他大勢の「お買い物」のあり方を変えたいと
考えているのだ。
自分以外の人の考えを変えようなんて、
とても傲慢なことかもしれないのだけれど、
将来の子どもたちの世界を思うと、
私一人ではインパクトが小さすぎるのだ。
インターネットは、
どんな人でも簡単に情報を発信できる。
だから私も簡単に、「お買い物を考え直そう!」
と発信できる。
けれどもたとえ私がそれをしたとしても、
星の数ほどあるウェブサイトの中から、
その情報を拾い上げてくれる人というのは、
環境についてすでに興味がある人であって、
まったく興味のない人には届かないのではないかと思う。
(もちろん興味ある人に、エコなお買い物を
実践してもらうお手伝いはできると思うけれど)
検索機能は、知りたい情報だけを的確に
探し出してくれる優れモノではあるけれど、
「興味を持たせたい」と思って情報発信をしている人にとっては
なかなか手ごわいヤツなのかもしれない。
今は温暖化の被害が顕著になってしまったので
テレビも新聞も環境問題を取り上げない日はない程
だけれども、有機農業運動とかアジアの女性人権運動とか
いった市民運動が、一般の人を巻き込んでいくには
相当なパワーがいるだろう。
「あれ、何かしらこれは」という興味をひきつけるために
広告という手段しかないのだとしたら、
そうした市民運動の人たちにとっては、あまりにもコストがかかりすぎる。
カネをかけずに人をひきつける工夫を、
まずはインターネットで探してみよう。